ソリッドスリーブは主に、光モジュールの接続用に使用されています。特に以前から、PDモジュールとの接続部品として、ファイバスタブに代わって用いられ、低コストで安定的な接続を提供して参りました。
ラインナップとしてはφ2.5mmとφ1.25mmがあり、またそれぞれに形状の異なるタイプを用意しております。
割りスリーブの形状とほぼ同一で、割の入っていないタイプと、スリーブ端部内側にコネクタ導入用のテーパーを設けたタイプの2種類となります。
Φ1.25mm用では、アダプタの導入部形状をそのまま再現している為、モジュール形状設計の手間を省くことが可能です。
また、プラスチックインサートモールド用のアンカー加工、及びプラスチックインサートモールドでの提供もいたしております。
精密スリーブとして使用するためには、十分に管理されたピンゲージ用いて、内径をサブミクロン公差で確実に検査する技術が必要です。Orbrayでは、社内製造のピンゲージを用い、徹底した管理の下で実施されております。また、使用するピンゲージの販売も行っております。
最近では、光モジュールへの横方向の負荷(サイドロード、ヴィーグル)耐性強化の目的でソリッドスリーブの採用が進んでおり、ROSAだけでなく、TOSAにも適用の幅が広がってきています。
※ソリッドスリーブと精密スリーブは同じ物の別称です。
リッドスリーブ 製品一覧
- 目的に応じて各寸法のカスタマイズ可能
- 小ロットから量産まで対応可能
- テーパー加工可能
用途
レセプタクル
Tx/Rx Modules
Access Networks
Precision Packaging
※図面をクリックすると拡大表示されます